永久欠番
福岡ソフトバンクホークスの王貞治監督の背番号「89」が永久欠番になるという。
日本のプロ野球の中で、監督の背番号が永久欠番になるのが初めてなら、巨人とソフトバンクという2つの球団で同じ人が永久欠番になるのも初めてである。
巨人における現役時代の王はすごかったけど、監督時代の王はそれほどでもなかった。
5年間監督した間に、リーグ優勝したのはたったの一回。
あの当時、結構ボロクソ言われてたのを覚えている。
で、1995年に福岡ダイエーホークスの監督に就任。
しばらくは全然ダメで、ひどいときにはファンからタマゴをぶつけられたこともあった。あの、「世界の王」がだ。
王ホークスが変わったのは、間違いなく1998年のシーズンからだろう。
あの当時のパリーグは、千葉ロッテの18連敗という歴史的珍事があったものの、下位球団の予想外の奮闘で、大激戦だった。
その年、ホークスは南海時代以来のAクラス入りを果たす。
そして翌年、1973年以来のリーグ優勝、1964年以来の日本一を成し遂げる。
80年代に低迷したホークスを、パリーグ最強の球団によみがえらせた功績は高い。
おまけに、WBCの栄誉ある初代王者の監督だ。
永久欠番は文句がないだろう。
ところで、朝の番組で、「永久欠番」という言い方はいかがなものか、というコメンテーターの意見があった。
たしかに、「ウルトラセブンの欠番」(わかる人しかわからなくて結構です)のように、「欠番」って何か問題があってその結果欠けてしまった番号、というイメージがある。
「栄誉番号」とか「名誉番号」といったネーミングにすべきだ、という意見だったが、全く賛成だ。
でも、時計の針を戻すつもりはないけれど、王が監督で永久欠番なら、三原・水原・鶴岡あたりも監督で永久欠番になっていいんじゃないか?
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