ちなみにぶろぐるのところには来ませんでした。
ちょっと古い話になるが、2008年の「新語・流行語大賞」が決定した。
大賞「アラフォー」「グ~」
特別賞「上野の413球」
以下、トップテン入り。
「あなたとは違うんです」「埋蔵金」「後期高齢者」「名ばかり管理職」「ゲリラ豪雨」「蟹工船」「居酒屋タクシー」
大賞・特別賞以外には、あまり明るくない言葉が並んだ。
しょうがないよね。
世相が暗かったのだから。
ところで、今年の「後期高齢者」と同様、まちがいなく来年のトップテン入りをしそうな言葉は、「裁判員(制度)」だろう。
裁判員の候補者通知、皆さんの家にもう届きましたでしょうか。
ところが、各地で混乱が起きているとか。
実際より2ヶ月も早く届いたり、届いた人がブログ内で実名で公表したり。
早速裁判所には問い合わせが殺到して、その大半が「どうやったら辞退できるのか」という問い合わせだったとか。
国民への周知徹底が不十分で制度を施行されても混乱するばかりだということが分からなかったのだろうか。
この分だと来年はもっと大混乱に陥るかも。
裁判所への集合拒否とか、「お金を払えば辞退できますよ」詐欺が横行するとか。
あるいは、候補者リストがいつの間にかネット上に流出してしまったりとか。
特に混乱に乗じた詐欺は来年にかけて、かなり増えそう。
裁判所が事件のネタをばらまいているようなものだ。
で、これらの事件で犯人が捕まって、そのための裁判員を集めたところ、また混乱が生じましたなんてことになったら、これこそ笑えないギャグである。
だいたい、いきなり重大犯罪にのみ裁判員制度を適用するというのは、いかがなものだろう。
こういう制度って、まずは十分な周知期間をおいて、軽微な犯罪から慣らしていって、その上で国民の意見を広く聞いた上で施行するのが筋なのではないのか。
軽微な犯罪ならばよいというわけではないが、大半の人が及び腰になっているのは、一つにはそれがあるのだと思うよ。
かてて加えて、今月から犯罪被害者の遺族が裁判に立ち会えるようになった。
このことが、裁判員の心情に一切影響を与えないなんて、絶対に思えない。
「一般市民の良識を信じる」なんて、とても無理だ。
どんな思いで、またどんなふうにして死んでいったかを聞くだけで、「死刑!」なんてことになりかねない。
死刑が確定した後で、実は冤罪だったらどうなる?
そのとき死刑を支持した裁判員は、どうなる?
逆の場合も考えられる。
すごく残忍な殺人をしたが、死刑を免れた場合、懲役刑などを支持した裁判員と被害者の遺族との間にわだかまりはないのか。
うーん、後期高齢者医療制度といい、裁判員制度といい、それから地デジ完全移行といい、その時が近づくにつれて混乱する制度施行が最近目白押しなのはなぜだろう。
一回どこかで、みんなでよく考えてみる方がいい。
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